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『幸絵の悲願』

『幸絵の悲願』

「いらっしゃいませっ!」

職場の華

坂井幸絵の元気な声が
夕食の買出しで賑わう哀玩ストアの店内に一際響く。

「幸絵ちゃん、今日も元気ね。」

「あ、杉本さんの奥さん・・・、
 今日もありがとうございますっ・・・。」

勤めてまだ間もないのに、
男女問わず、
明るく愛くるしい
幸絵を目当てに来る客は少なくない。

幸絵も顔と名前を一度聞いただけで
覚えてしまい、それがまた顧客の人気を呼んでいた。

「あらっ、
 今日、裕樹くんはどうされたんですか?」

商品が詰まった買い物かごを受け取りながら
幸絵は杉本夫人が
いつも連れている一人息子の裕樹のことを尋ねた。

「ふふっ、奴は幼稚園に入ったのだ・・・。」

杉本夫人は笑みを浮かべた口調で
幸絵に答えた。

「あーっ、
 もう幼稚園なんですか、
 裕樹君・・・、
 おめでとうございます。」

お客の子供の成長を喜ぶ幸絵

はにかみがちだった裕樹も
勤めて半年を経た
今では幸絵の笑顔に元気に挨拶をしていた。

「もう、幼稚園ですか・・・。」

商品のバーコードを読み取らせながら
幼稚園の制服を纏った裕樹の姿を
思い浮かべると
幸絵は思わず微笑を浮かべていた。

「幸絵ちゃんのところはどうなの?」

今の幸絵の表情を見るまでもなく、
いつもの裕樹や顧客の子供達との対応を見れば、
幸絵の子供好きは誰が見ても判る。

「え?」

商品のスキャナー表示の値段を気にしながら
幸絵はふと我に返り杉本夫人を見た。

「赤ちゃんよ、赤ちゃん、
 ご主人、外国から帰ってこられたんでしょ?」

「えっ・・、
 あ・・はいっ。」

幸絵が一瞬
困ったような笑顔になったのを
杉本夫人は”赤ちゃん”という言葉がもたらす
初々しい新妻の恥じらいと見ているようだった。

「がんばってるの~?・・うふふっ!」

既婚であること、
そして不在である夫は結婚まもなく
長期の海外出張に出ていることを
履歴書を渡す際、
幸絵は店側に伝えていた。

嘘だった。

しかし、
幸絵のついた小さな嘘は
幸絵が思うより周りに影響を及ぼした。

以前の勤め先がある東京では
さして珍しくない海外出張が
この港町では珍しかった。

幸絵の夫は
エリート会社員であり、
夫の不在中にも
暇を持て余すことなく
勤めに出る感心な新妻・・・
という図式を
皆が勝手に想像してしまっていた。

幸絵が織り成す
優しく丁寧な人との接し方に
その健気さを感じ取ってしまうのも
無理ではない話だった。

その注目の幸絵の夫が
ひと月前に帰ってきたことを
知らぬ者はいない。

「赤ちゃんですか・・・は、はいっ!
 が・・がんばってますよっ・・毎晩!
 うふふっ!」

新妻の恥じらい

杉本夫人にだけ聞こえるように
幸絵は耳打ちするように笑顔で答えた。

こうした
お高く留まらない
ユニークさを持った態度も
幸絵の魅力になっていた。

「うふっ・・ご馳走様っ。
 今度、紹介してね・・・。」

「は・・はいっ・・。」

杉本夫人から
支払いを受け取りながら
幸絵は明るく返事をした。

レジへの入金処理の為に
杉本夫人に背を向けた、
ほんの少しの時間、
幸絵の表情が曇ったことに気付くものはいなかった。

”赤ちゃん・・・。”

夫と暮らし始めて1ヶ月になるが、
幸絵はまだ一度も夫との性交渉をした事がなかった。
幸絵が拒んでいるのではなく、
むしろ、それを望んでいた。

同居する前、幸絵の夫は
殺人と婦女暴行の罪で10年に及び
囚われの身にあった。

それが漸く一月ほど前に出獄できたのである。
悲しいその事件には幸絵自身も
大きく関わっていた。

夫との出獄後の生活は
覚悟はしていたもののその暮らしの変化は
国内でも有数な電気会社社長の娘であった
幸絵には過酷なものがあった。

性交渉は未だにないものの
一緒に暮らす条件として
性的拷問の実験体、
マゾ家畜としての生活を強要されている。

「朝のマゾ尿ショー」は
朝食の用意と掃除が終わってからの
毎日の儀式である。

暮らし始めた次の日から、
”恥”と書かれた尿栓を家にいる時には
いつも尿道に差し込んでいる。

排尿排便の自由は幸絵にはない。
それを抜くことは
幸絵の夫にしかできないルールとなっている。

幸絵は杉本夫人から預かった支払い金額を
レジに打ち込みながら
今朝の「マゾ尿ショー」の時に
千切れるほどに捻りあげられた右胸の
乳首の上にそっと手を置いた。

まだズキン・・ズキン・・・と痛みが疼いた。

唯、幸絵が
沈んだ表情になったのは
その痛みの所為ではなかった。

彼女の悲願は
天涯孤独の夫に
血の繋がった家族を・・・
暖かい家庭を取り戻すというものであった。

その為にはまず、
堅く閉ざされた夫の心を解きほぐす必要があった。

獄中にあるときから
未だ夫は自分を信じてくれてはいない、
それが彼女の表情を曇らせた理由であった。

涙が潤むマゾ奉仕

”赤ちゃん・・
 愛しい幸絵加虐生殺自在主様の・・・
 必ず、きっと・・・。

ごく普通の女性が
夫のために
虐められて
苦しみに耐えて喘ぐ姿を愉しんでもらえる
どんな
苦しいことにも
痛いことにも耐えられるマゾ女になること

24年間培われた
彼女の純粋は
それになんら依存も持っていないのである。

杉本夫人に気付かれぬように
潤んだ瞳を拭って振り返る
坂井幸絵はそんな女だった。

-----------------------------------
あとがき

rantione様

ありがとうございます。
幸絵さんの生活と気持ちをお伝えできればと思います。
これからもよろしくお願いします。

あんぷらぐど様
私もお気に入りのシリーズです。
これからも応援よろしくお願いします。

ふぃがろ
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